岩見沢こども・産科婦人科クリニック（北海道岩見沢市）の出産レポート
2014/12/02
この記事は2014年7月に北海道岩見沢市の岩見沢こども・産科婦人科クリニックで出産された方のレポートです。
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私は、2014年7月に第1子となる長女を、北海道岩見沢市にあるこども・産科婦人科クリニックで出産しました。
岩見沢にはいくつか産院はありますが、自宅から近かったことと、小児科も併設しているこちらの病院が産後も便利だと思いこちらの病院で出産することにしました。
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出産当日
出産は、突然始まりました。正産期になっても子宮口が全然開かず、検診の度に「まだまだだね～」と先生から言われていたので予定日過ぎるかな～と思って、産まれる前日にも車で遠くに出かけていました。
それが、予定日の1週間前になる朝、起きると破水していました！朝6時だったので当然病院は開いてないので、朝電話してから病院に向かいました。
まず、NSTをして陣痛がきているかをみましたが、機械には陣痛の反応があるのに私は全然痛みがなかったので「案外余裕かな～」と思っていたら、破水してるから早めに産まないと感染の心配があるため、陣痛促進剤の点滴が始まりました。子宮口を柔らかくする点滴をしてもまだ開きが悪く、陣痛も強くならなかった為です。それから急に痛みが強くなり・・・「産まれるのは夜だよ！」と言われて、お昼近くにはこれは地獄？拷問ってこんな感じかな・・・という痛みでのたうち回りました。
もう限界・・・と思って、助産師さんを呼んで子宮口を確認してもらうと、なんと8㎝まで開いている！急いで分娩室まで移動して、それから30分程で産まれました。
陣痛室から分娩室までは、歩いて10歩ぐらいなんですが、痛くて痛くて、でも痛みの波が少しおさまったときにささっと移動しました。出産直後は、あまりにも陣痛が辛すぎて産むこと自体は辛く感じませんでした。
でも、助産師さんや看護師さんが沢山いてくれて、声をかけて励ましてくれて、的確に呼吸法を指示してくれたので助かりました。
産後の回復は、そのまま分娩台の上で2時間ほど休みます。その間に赤ちゃんに初乳を飲ませたり、両親や旦那さんが来て話したりしていましたが、痛みが強くあったので何を話していたかあまり覚えていません。
分娩室は、広めで2台分娩台がありカーテンで区切られています。母親教室で見学したときは、隣に誰かいたら出産に集中出来ないんじゃないかな？って思いましたが、実際はそんな余裕は一切なかったので気になりませんでした。
入院生活
出産した当日は、部屋でゆっくり休みます。母子同室は次の日から始まります。
個室もありますが、私は希望しなかったので2人部屋になりました。
明日からの赤ちゃんのお世話にそなえて、今日はゆっくり休もう！と思っていたのに、傷の痛みで、その日はほとんど眠ることが出来ませんでした・・・。4時間おきに痛み止めが飲めるのですが、その4時間経つのをひたすら耐えて待っていました。
次の日からシャワーに入れたので、早速朝になるとシャワーをあびました。そして、自分で持ってきたパジャマに着替えると不思議と痛みが和らぎました。今日から同室！と思っていたので、痛がっている場合ではないと思っていたのかもしれません。
赤ちゃんのお世話の説明を受けていざ一緒に部屋に戻って・・・まずは、母乳です。ひたすら母乳をあげていました。でも最初は全然出ないので、その後粉ミルクをあげます。1日10mlあげて、2日目には20mlと1日ごとのに量を増やして行きました。
粉ミルクは自分でナースステーションに取りに行きます。粉ミルクはごくごく飲んでくれるのですが、母乳は全然出なくて苦労しました。痛いくらいにぱんぱんに張っているのに、出てくれない。石のようにカチコチになり、夜は張って痛くて眠れない・・・。
熱も出て、母乳ってこんなに大変なんだと泣きそうになりました。自分でマッサージしても全然出ない。でも、助産師さんや看護師さんにしてもらうと少し出るんです。もちろんカチコチをマッサージするので激痛です。それよりもマッサージしてもらって出してもらった方がいくらか楽になるので、辛いときはお願いして絞ってもらっていました。
こちらの病院は、市内でも食事が美味しいと聞いていたので楽しみにしていましたが、出産後は疲れのためかあまり味が感じられず・・・。5日間の入院生活の中で、美味しいと感じられたのは3日目ぐらいからです。少しだけ、お世話になれてきた頃でした。洋食・和食・中華。色々な料理が食べられて、美味しい物ばかりでした。特にナイフとフォークが出てきて、ステーキを食べたときはすごく美味しく幸せでした！
運んで来てくれる調理員さんも優しく、産後の傷で痛そうにしてると「大丈夫？食べられる？」と声をかけてくれて、そんな優しさがすごく身にしみました。
朝食は毎日選べたので、ご飯かパンか、お粥、フレンチトーストなど、色々な種類を食べることが出来ました。おかずも選べるし、朝食は朝からとても楽しみでした。
15時にはジュースも出るので、食事は満足できるものばかりでした。
入院中は、ひたすら母乳をあげて足りない分を粉ミルクをあげて、そしてオムツを替えて・・・一日があっという間に過ぎていきました。
退院時に、これからの赤ちゃんのお世話について説明があります。私は、出は良くなかったけど少し母乳が出ていたので、「昼間は母乳だけにして、夜は粉ミルクあげてみたら？」とアドバイスをもらいやってみることにしました。最初は30分とか1時間おきにあげるので大変でしたが、今は昼も夜も母乳だけで足りるようになりました。
あげても泣くし、あげなくても泣くし、周りからは「昼間もミルクあげればいいしょ」「赤ちゃんが可哀想」など言われて辛い時期もありましたが、諦めなくて良かった～と思っているので、あのアドバイスに感謝しています。
最後に
母乳で育てたいと思っている人は、やっぱりいっぱい吸ってもらうことが大事なのでひたすら母乳ですね。出産はすごく大変で、陣痛も辛すぎて心が折れそうになったけど、今はなんとか子育てが出来ています。お世話になった助産師さんや看護師さんのおかげかな～と思うので、わからないことはプロに任せて、入院中になんでも相談したらいいと思います。
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