無痛分娩レポート(三重県 みたき総合病院)
出産は予定日より8日早く、2820gで出産。分娩時間は15時間45分でした。
壮絶な出産となりました。
陣痛から出産まで/自然分娩の予定が無痛分娩に!
微弱陣痛とおしるし
お産の兆候は3日前にさかのぼり、出産日の3日前の夜中に手のひらくらいの出血が。
まさに、これがおしるし!とわかる形で始まりました。
出血があった日は夜中も眠れず、今か今かと陣痛待ち。よくよく考えると、まだ微弱陣痛もない状態。ましてや初産婦。
寝ればよかった...。笑
そんな感じで翌日も翌々日も数時間の微弱陣痛はあるものの、なかなか本陣痛に至らないまま、歩いたり、スクワットしたり、オロナミンC(陣痛を促進するとのうわさを聞いて)を何本も飲んだりしてやきもきしながら過ごしました。
出産~分娩
本陣痛がきたのはおしるしから丁度3日目の夜。
22時くらいにまた微弱陣痛かと思ったらすぐに3分刻みになり、そのころには微弱陣痛の時とは全く違う耐えれないほどの痛みが3分刻みに30秒くらいくるようになりました。
そこから入院準備を抱えていざ病院へ。
分娩台へ行ったのは朝の5時ころ。
それまでの間2、3分刻みに30秒くらいの激痛というサイクルの繰り返しに耐え、3時間毎に内診で助産師さんが子宮口の開きを見に来てくれました。
病院へついたときにはまだ子宮口は2センチ。ようやく7センチになったのは朝の5時。
分娩~出産
分娩台へいくまでは順調で、どんどんと子宮口も開き、このままいけばあと3時間以内には産まれますといった具合。
全く全体像や時間の把握ができていなかったので、あーそんな感じか、あとちょっとか、頑張ろうとまだ分娩台へ移動したころには気持ちの余裕がありました。もちろん予定では自然分娩。
しかし一転。なかなか赤ちゃんがしたに下りてこない。これはへその緒がからまっているかもしれませんね。。。ここから出産するまで結局5時間くらいかかりました。
頑張りましたが破水もしたのでだんだん赤ちゃんの心拍が下がってきてしまい。
泣く泣く、吸引分娩・無痛分娩という形で出産することになりました。
突然先生たちの動きが変わったので、私も気が動転してしまいましたが、酸素ボンベをつけられて、背中に大きな注射で麻酔をされたのははっきり覚えています。本来だったら、帝王切開という判断をする先生も多いようですが、
それだけは避けたいと泣いて叫びました。
吸引がもし1回でうまくいかなければ帝王切開になっていたと思います。
産まれた後に胎盤を出したり縫ったりという処置をするようですが、幸い麻酔をしていたので、その処置は全くいたくありませんでした。普通だと飛び上るほど痛いそうです。
ちなみに麻酔をしていても、出産でいきむときの激痛はありますよ。緩和されるだけで痛みはゼロではありません。
出産費用
出産費用に関してですが53万でした。
土曜日の出産でしたので休日扱い。あとは、無痛分娩の麻酔代が数万したようです。
私の場合、事前の計画無痛ではないので、手術扱いとなり医療保険がありましたが。
事前に無痛分娩を選択される場合は、助成金プラス10万くらい考えていたほうがよいかもしれませんね。