【会陰切開レポート】傷の痛みや期間はこんな感じでした
2017/09/07
友人にも聞きづらい「会陰切開」
特に初産だと「どこを切るの?」「え?あそこを切るってどういうこと??」「痛みは?」「傷は治るの?」「会陰切開をせずに出産する方法は?」と、疑問に思うところがたくさんあると思います。
そんなわたしも、初産の時は会陰切開がこわすぎてネットで調べまくりました(笑)
わたしは一人目の時は会陰切開をしましたが、二人目は切開せずに出産できました。実際に会陰切開を体験してみると「こんなもんかー」って拍子抜けするぐらいこわいものではありません。
ということで、これから出産を予定している方に会陰切開ってどんな感じなのかをお伝えしたいと思います。なぜなら、知るだけでずいぶん気持ちがラクになるからです。さらに「会陰切開をしないで済む方法」もご紹介するので、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
目次
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会陰切開とは?どのタイミングでどこを切るの??
会陰切開とは、赤ちゃんの通り道を広げるために会陰部分をチョキンと切ることです。
会陰っていうのは膣口と肛門の間にありますが、そう説明されても「それってどこよ?」って感じませんか?
わたしは自分の身体のことなのに「会陰」がどこを指すのかイマイチ分からず悶々としてました。
会陰切開をするタイミングは赤ちゃんが産道をおりてきて膣口から赤ちゃんの頭が見えるようになってからです。膣口から赤ちゃんの頭が見えたり、引っ込んだりする、出産の最後の最後の段階です。
膣口から胎児の頭が見える頃にはアソコの部分は最大に伸びきってます。普段の状態では想像できないと思いますが、直径10cmぐらいある赤ちゃんの頭が通るぐらいアソコが広がります。
想像してみてください。
しぼんでる風船に空気を入れるとパンパンに膨らみますよね?風船の表皮がうすくなり、いっぱい伸びて風船が膨らみます。
その膨らんだ風船のように、胎児が見えるころには会陰部分の皮膚がとてもうすくなって伸びきるんです。
そして、会陰切開とは、その最大限伸びた皮膚を少しだけ切ります。普段の状態だと「会陰ってどこ?」「間違って切られたら怖い!」って思うかもしれませんが、切開をするときには十分に伸びきっている状態なので肉厚な皮膚を切るわけではありません。
伸びた皮膚を少し切るだけなので、痛みもそれほど感じませんし、傷もそんなに大きくないことがほとんどです。
ということで会陰切開についてまとめますと
・膣口から赤ちゃんの頭がみえるころ。「出産の最後の最後」に行う。
・切開する頃には会陰は伸びきっていて皮膚が薄くなっているので痛みも少なく、傷もそれほど大きくならない。
次にいちばん気になるであろう「痛み」についてです。
切る時は痛い?痛くない?会陰切開の痛みについて
冒頭でもお話しましたが、わたしは一人目は切開し、二人目はしませんでした。(ちなみに二人目は会陰切開しなくても、裂けたり傷ついたりすることなく無傷で出産できました)
切るときは麻酔を使用するので全然痛くない
病院によるかもしれませんが、わたしが会陰切開をしたときは麻酔を使いました。
「ちょっと時間がかかってるから会陰切開して赤ちゃんが出てくるのを助けるね」と助産師さんに言われ会陰切開スタート。「麻酔するよー」と言われたのですが、いつ、どこに麻酔をしたのかわかりませんでした。
そして陣痛の痛みがきているときに切開(したようです)。
会陰切開する時って出産の最後の最後なので、陣痛の間隔がとても短くて痛いんです。なので、いつどこを切ったのか全くわかりません!言われなければ会陰切開したなんて自分では気づかないと思います。
実は、会陰切開が痛いのは切開する時でなく、産後です。
会陰切開後の縫合が少し痛い
出産後に切開したところを縫合するのですが、その時はじめて「あ~、そこを切ったのね!」って分かりました。
縫合も麻酔を使ってやりましたが、出産が終わり陣痛もやみ「普通の状態」に戻っているので痛みに対しても普段と同じ感覚に戻っているわけです。
だから、縫合している時はチクチク縫われている感覚があり、少し痛かったです。痛みの感じ方や麻酔のきき方には個人差があると思うので全く痛みを感じない人もいるかもしれません。
会陰切開の痛みはいつまで?トイレは??
麻酔が切れると痛いが、鎮痛剤があるので大丈夫!
産後数時間が経過すると麻酔が切れ、傷が痛みます。やはり皮膚を切っているだけあって、怪我をしているのと同じ状態。傷が痛むわけです。
でもご安心ください。
鎮痛剤(わたしの病院ではカロナールでした)を処方してくれ、それを飲めば痛みは全く感じなくなります。カロナールは母乳育児中でも飲める薬で鎮痛効果や解熱効果があります。
傷が痛む間は、ドーナツクッション無しでは座るのが難しかったです。産後病棟ではほとんどの産婦さんがドーナツクッションを使用していました。みんなが味わう痛みなんだと分かると、自分だけではないんだとホッとしました。
鎮痛剤を飲めばすごくラクになるのですが、初産の方だと「薬に頼りたくない」って思ってしまうかもしれません。でも、そんな我慢は不要です。
出産という大きな仕事で身体は自分が思っている以上に疲弊しています。それに、ゆっくり休む暇もなくこれから24時間365日体制で育児をしなくてはなりません。そんな過酷な状況のときに、痛みを我慢して無理してがんばる必要はありません。
産後は「 お母さんになったしがんばらなきゃ」っていう意識がすごく高まります。痛いのを我慢しながら赤ちゃんのお世話をしてても
たのしくありません。
赤ちゃんのためにも痛いときは遠慮せずに鎮痛剤をもらってくださいね(^^)
退院するころには傷の痛みはだいぶ無くなる
傷の痛みは退院するころにはほぼ無くなりました。退院していく人たちはドーナツクッションなしで普通に座れるようになっている人がほとんど。傷が痛むのは産後2〜3日といったところでした。
もちろん、退院する時もまだまだ痛みを感じる場合には鎮痛剤を処方してもらえばOK。我慢せずに鎮痛剤をもらって飲みましょう。
あと、念のため退院時には鎮痛剤を多めに処方してもらうと良いですよ。鎮痛剤は発熱時の解熱剤としても使えます。授乳期間中は基本的に薬が飲めませんが、産院なら授乳婦でもOKの薬を出してくれるはずです。いざという痛みや発熱の時のために、退院時にもらっておくと安心ですよ。
会陰切開をしたくない、しても軽く済ませたい人は会陰マッサージがおすすめ
いかがでしたか?
きちんと知ることで不安が軽くなってもらえたら嬉しいです(*^^*)
ちなみに、わたしの周りでは経膣分娩だった人はほとんど全員会陰切開を経験しています。それぐらい会陰切開率は高いようです。でも、できればしたくない、したとしても軽く済ませたいですよね?
ということで、これから出産をむかえる方には「会陰マッサージ」がおすすめ。こちらの記事をぜひ読んでみてくださいね→「会陰切開なしだと産後がすごくラク!出産前の会陰マッサージがおすすめ」